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冬の裏磐梯行く

公開日時
2017-03-10T16:03:27+09:00
タグ
yama

雪の裏磐梯へお泊りで行く。

雪の櫛ヶ峰と火口壁

簡単にいうと無休で働いた昨年暮れからの天皇誕生日、そして元旦と元旦振替休日、成人の日、建国記念の日と合わせて5日間分の休暇の内三日間を実行した代休記録。温泉と自分でしないおさんどんを通してじっくり心と体を休めることを目的とし、連泊でしか味わえないゆったりとしたゆとりを体に染み渡らせることが計画の基です。

3月7日

(かね)てから行ってみたかった裏磐梯の雪解けした水が地中の硫黄分や鉄分を含んでしみ出し、幾重にもなり凍っています。といわれるイエローフォール。もう3月に入ってしまったから終息方向へ向かっていることは予想されますが、目的はそれだけではなく冬の冠雪した裏磐梯の壮大な景色を目の当たりにしたいとの願いを優先したミニ山行計画。

行きは高速道路を利用。猪苗代磐梯高原ICまで山間部の雪景色を除けば雪とは無縁。同様に国道459号線もほぼ乾燥路面。それでも左右の除雪壁は高く厳冬期の厳しさをその名残から感じ取ることが出来ます。

目的地の裏磐梯スキー場は金土日のみの営業で平日は団体予約とメインテナンスのみで休業しています。リフトは停止しているのでゲレンデ内を登りますがこれは夏と同じ。空は雪のちらつく曇空で目的地を含め全周山頂部は雲の中に隠れた状態となっています。

休業日のゲレンデ

夏道だとススキの原になっている中級者と初心者のコースが交わる場所。ここまで来ると白く凍った桧原湖が眼下に広がって見え清々した気持ちになります。

眼下に見える凍った桧原湖

先行者はクロカンの三匹のおっさんグループとスノーシューツアーの比較的齢の高めの老若男女グループ。上の第2ロマンスリフト乗降場を過ぎるとゲレンデエリアは終了し小さい雪原に出ます。思い出さなければ普通の雪原なのですが真ん中辺りで小沼の上だということに気が付きます。そのまま銅沼(あかぬま)へ導かれて進みます。

銅沼入口

知らないうちに銅沼に入り込んでいました。ガスの上がる噴気口を眺めます。標高差は緩く完全に散歩気分で景色を楽しみながらのハイキングです。

噴気口

空は移り変わっていきます。山頂部分に掛かっていた雲が抜けていき櫛ヶ峰や天狗岩が姿を現します。

櫛ヶ峰

広がる展望に圧倒されながら目的のイエローフォールに到着します。

終息を迎えていたイエローフォール

終息を迎えていました。あまり黄色でもありません。近づいて何とか往時に想いを馳せることが出来ました。

黄色い氷柱

対岸の西大巓、西吾妻山は雲の中ですが振り返って見る景色はまさに裏磐梯火口壁。ウットリ。

振り返って見る裏磐梯火口壁

お昼を過ぎると青空に変わります。

晴天の櫛ヶ峰

下山は先行者の跡を辿るように夏は通れない冬道で戻ります。

冬道 : 一部

帰宅ではなくお泊りです。温泉待ってますし料理作らなくいいし片付けもしなくていい。お風呂の掃除もない。これ以上のシアワセはありません。何度も何度も振り返りお茶飲んだり、スープ飲んだり誰もいない雪原でゆっくりと過ごします。

雪の天狗岩と稜線

振り返り振り返り火口壁と雪景色を楽しみながら白き桧原湖を眺めながらスキー場を下って行きます。

裏磐梯スキー場と桧原湖

最後に振り替えると今まで見えなかった磐梯山が姿を現していることに感激します。感謝の初日散策はこうして終了しました。

ゲレンデから雪の磐梯山を望む

宿泊施設まで15分。全室マウンテンビューで登って来たエリアを望むことが出来ました。但し天候が良かったのはこの日まで。その後の二日間、この景色を見ることはできませんでした。

部屋から望む裏磐梯

何もしなくていい三日間の始まりです。

3月8日

前日の夕方より降雪。それが続いています。

部屋から望む裏磐梯 : 二日目

朝食時、外を眺めていると時折空が明るくなり裏磐梯の下部が見えてきたりしています。それならばと国道459号線雄子沢の駐車場へ向かいます。雄子沢(おしざわ)登山口が目的です。

雄子沢登山口駐車場周辺

道路は一部路面の露出する状態ですが路肩にある登山口は除雪した雪の塊が山積み。乗り越えて登山道に入ります。

雄子沢登山口

目的地は大好きな雄国沼。天候状態によりますが曇天ながら雪は止んでいます。目指します。

雄国沼への登山道

中間地点まで来た辺りで雪が降りだしてきます。進むか戻るか一瞬躊躇しますが戻ることにします。登山口に戻ると車道は真っ白。降り積もって行く景色に見惚れます。迷わず宿泊施設へ戻ります。残った時間は温泉入ってごろごろ、だらだらする、月並みな言い方で惰眠を貪ります。

宿泊施設玄関周辺

露天風呂は雪見風呂。入る時だけ我慢すれば後は快適。

夜の雪見風呂

福島で共通する野菜と米が美味しい。そして水が美味しい。それらを堪能して二日目は終了。

3月9日

三日目は更に積雪。降り続いています。

部屋から望む裏磐梯 : 三日目

窓下の雪原に立てられた検測ロッドは1m80cmまで埋まっていることを指しているようです。

雪原の検測ロッド

最終日は食材を買い求めながら帰ることにします。駐車場の車達は饅頭が並んだように雪がまん丸く積もってワイパーが触覚のように突き出ているあの景色。これだけでも雪国に来た感じで気持ちがプチ高揚し、来て良かったとしみじみしてきます。

車中より駐車場周辺の景色

ゆっくりした後、麓でのショッピングを目指し出発します。雪道ほど他人の運転を傍観できるものはありません。路面に気を捕らわれて信号無視したり、白い圧雪路より路面の見えるシャーベット状の道の方が安心と考えるのでしょうか、そんな路面状況のカーブでスピード上げたり様々。運転手の道に対する考え方が良く現れていて見ていて飽きません。観光道路なので雪慣れしていない車が混在するとスローとなりますが、そんなことを観察しているとそれほど苦でもなくなり、そして無事麓に到着。恒例となった地元スーパーでの地産系食材の買い物をします。勿論収穫アリ。

上戸浜湖水浴場から猪苗代湖を眺める

インター出口の多分新しい道の駅にも立ち寄り高速を使わず猪苗代湖東岸を通って帰ります。

上戸浜湖水浴場から猪苗代湖を眺める #2

県道6号郡山湖南線まで来ると雪は止み空は明るくなってきて、トンネル過ぎると少し前までグレーと雪と白鳥な景色が嘘のように春の青空の世界に変わります。雪が全く無くなってちょっと残念な気持ちを抱えながら、以前 高旗山 の帰りに気になったアイスのお店に立ち寄り天塩バニラを食べて機嫌を良くします。帰宅後調べたらココの近くにも支店があることを発見してちょっとビックリ。

アトリエさとうとバニラと

そんな何もしなくていい三日間を満喫した休暇。時間とアレがあれば海外でしょう。いずれにしても目的通り休まれました。これで今月後半へ向けての思考と行動の源泉となることでしょう。

今度は4泊したい。