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飯谷山と久保田観音山

公開日時
2017-09-05T14:57:01+09:00
タグ
yama, sonota

昨日は柳津町周辺。最終目的地は久保田の観音山。その前に飯谷山を登る。

只見川を挟んで対岸より望む飯谷山

柳津町の飯谷山を登って下山後、会津坂下町の立木観音を見学、その後再び柳津町へ戻り赤べこ発祥の地と謳う福満虚空蔵尊圓蔵寺を見学。移動して本来の目的である久保田の観音山三十三観音を見る。帰路は同町西山温泉奥にある柳津西山地熱発電所に立ち寄る。

飯谷山

飯谷山登山口

先週 に引き続き只見川沿い。野老沢林道を上がって行くと只見川が眼下に広がり蛇行している様子が判ってきます。何故か新鮮で面白く川に架かる赤い鉄橋と相まって美しく感じる。その林道途中の飯谷山登山口に車を停め登り始めます。

飯谷山神社御神田跡

登山口からすぐの場所。樹に据えられた標榜が無ければ判らない飯谷山神社御神田跡を通過。

うがい場手前鎖場

山頂より真東に伸びる明瞭な沢、ウェブ上で知るうがい場と呼ばれる手前に支線はトラロープで鎖を渡したトラバース用の鎖場。必要ないと思ったら顔に当たる程の張り出した雑草を避けようとした時必須。

うがい場

2歩で渡り切れる小さな沢、多分うがい場であろう沢を渡渉し沢から離れていくと尾根道。気持ちの良いブナの森。

気持ちの良い尾根道

そして地図上鳥居のある場所、飯谷神社旧本殿跡に到着。平だ。

飯谷神社旧本殿跡(一部)

そこから坂道一本登ると傾斜緩やかな尾根道。冬枯れしない限り見渡せない磐梯山と只見川流れる眼下の街並みを描いた「飯谷山頂展望案内」と記した俯瞰図が設置された、やや樹木が下がった場所と山頂まで300mの看板過ぎると急登。そして山頂。

昨日の飯谷山山頂

全周展望の山ではないけど山頂からは御神楽岳、本名御神楽、磐梯山、会津盆地が見渡せました。下山は周回となる野老沢コースで下る。登って来た対岸の南の尾根になります。この山低山ながらよく整備されていて、愛されている山だということが良く判ります。

山頂より磐梯山、会津盆地を望む

登山口に出る手前で清水頭ノ滝への分岐。滝に寄り道して綺麗な舗装路の林道に出て車を停めた場所へ戻ります。

清水頭ノ滝

ススキの林道歩き。とこざ公園を右手に通過するとスタート地点です。着替えて虚空蔵尊へ向かいますが裏参道の駐車場が満車だったので隣町となる会津坂下町の立木観音へ一度行ってから改めてという行動をとります。

立木観音

像高7.42mの巨大なケヤキの一木造りの千手観音。

立木観音本堂

拝観料アリ。圧倒されますが見学視点が近すぎてちょっと残念な部分もありました。本堂内は撮影禁止。仏教系は多い措置です。

本堂藁葺屋根

飯谷山からは雲が掛かっていた磐梯山でしたが、土産物屋もある駐車場からは雲も抜け綺麗な磐梯山が広がっていました。

立木観音駐車場より望む磐梯山

再び柳津町へ戻ります。

福満虚空蔵尊圓蔵寺

鐘楼隣の巨大な赤べこ

赤べこ発祥地。1611年の会津大地震後、本堂再建に尽力した役畜としての赤毛の牛が由来と判明。事実、境内には牛のオブジェや鐘楼隣には巨大な赤べこが置いてある。赤べこが無ければ善光寺かとも思えてくる牛の量。尤もそちらは布引観音絡み。

赤い橋と福満虚空蔵尊圓蔵寺

虚空蔵菩薩は確認できず。只見川より赤い橋と圓蔵寺を眺め、いよいよ本目的の久保田観音山へ向かいます。

久保田観音山三十三観音

山の中の深い集落。ナビでは道のない場所。でも道標は的確にあり、入り口には町指定文化財として、極上の会津プロジェクト協議会による日本遺産としての説明板が設置されていて迷うことは有りません。綺麗に舗装された集落の中にある久保田三十三観音石像。

観音山久保田三十三観音入口

三十三観音石像は観音山山中に設置されています。故に登りです。

観音山登山道

階段上に整備された道。足腰が悪い方は無理でしょう。石像は尾根筋にそれぞれ一体若しくは2体で設置され、石柱に番手と内容が記されてあります。

第7番 マリア観音

目的は「第7番 マリア観音」。手に十字架を持っています。

マリア観音

他の石像と比べると顔が笑っているように見える。

マリア観音頭部

南から南会津町 旧立檜村常楽院のマリア観音、その北 昭和村 で出会った十字架の印のある石仏。そして今回の久保田のマリア観音。一連のキリシタンのものとされる遺跡がそのものであるとすれば、それは時空を超えた偶然ではない必然となります。ありがたいことです、としみじみ。

一部色彩が施され跡が残る石像

三十三観音の他番外の縁結観音、大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)まで。中には色彩が施されていたことが伺われる石像も何体かあり、往時の様子の一端を垣間見ることが出来ます。

観音山登り口周辺景色

観音山から降りるとココと同様辺りは見慣れた田圃の景色。この場所が会津の山深い地であることを忘れさせます。これで今回の山行付き周辺散策計画は終了となりましたが、帰途上気になる文言「地熱発電」の施設があり立ち寄ります。

柳津西山地熱発電所

道路の各要所に記された「柳津西山地熱発電所PR館」へ誘導するプレートを目印に進行。地熱発電所。恥ずかしながら今まで見たことがありませんでした。

柳津西山地熱発電所

そして辿り着いた柳津西山地熱発電所は壮大な施設。誘導を促していた柳津西山地熱発電所PR館は見事休館日。見える範囲での見学となります。

休館日だった柳津西山地熱発電所PR館

綺麗に色分けされた屋外展示物は多分タービンの一部なのでしょう。誇らしげです。

屋外展示物

1995年10月の福島秋季国体で地熱発電による炬火採火が行われた記念碑もある巨大施設。水力発電施設しか知らない者にとっては新鮮な驚きでした。

柳津西山地熱発電所周辺施設

開館日には是非見学してみたいと思いながらも、相当遠方であることからそれが実現できるかどうか、何かのきっかけ次第だなとPR館を後にします。その後 博士山 山行時に通ったことのある道に出て、薄くなっていた記憶を塗り直し、昭和村経由、田島で買い物して帰途に就く。

そんな昨日は結構な距離を走った一日。会津は歴史深いと再認識。